砂糖と伝統的甘味料について
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当店では基礎調味料である「さ・し・す・せ・そ」を中心に品揃えをしていますが、サトウキビから甘みを取り出して結晶化した今のような砂糖が普及したのは西欧では16世紀以降で、それまでは甘味といえばはちみつあるいはフルーツなどの甘味のある植物由来のものしかなく、人為的に大量生産に向いているものではありませんでした。
一方、甘みは人間が本能的に好むものですから、甘いものは貴重品でした。
熱帯地方のサトウキビの甘みを抽出して結晶化した砂糖が大量生産されることによって、ようやく多くの人が甘味を楽しめるようになったのです。砂糖の大量生産については技術の進歩(いわゆる産業革命の恩恵)があった一方で、砂糖の原料確保と生産にはサトウキビ産地の原住民による奴隷労働に支えられていた歴史があり、決して良い話ばかりではありません。
当店では国産(沖縄産)のサトウキビで作った粗糖を、精製ではなく物理的に挟雑物を取り去った「青い海 天糖太陽」をメインに扱っています。詳しい製法については次回以降で説明します。
はちみつは製造メーカーさんが自社で採蜜したりんご、栗、菩提樹、桜の4種類と、ポピュラーで生産量が多いため自社採蜜以外に協力養蜂家から集めたアカシアはちみつの合わせて5種類を揃えました。
一方、甘みは人間が本能的に好むものですから、甘いものは貴重品でした。
熱帯地方のサトウキビの甘みを抽出して結晶化した砂糖が大量生産されることによって、ようやく多くの人が甘味を楽しめるようになったのです。砂糖の大量生産については技術の進歩(いわゆる産業革命の恩恵)があった一方で、砂糖の原料確保と生産にはサトウキビ産地の原住民による奴隷労働に支えられていた歴史があり、決して良い話ばかりではありません。
当店では国産(沖縄産)のサトウキビで作った粗糖を、精製ではなく物理的に挟雑物を取り去った「青い海 天糖太陽」をメインに扱っています。詳しい製法については次回以降で説明します。
はちみつは製造メーカーさんが自社で採蜜したりんご、栗、菩提樹、桜の4種類と、ポピュラーで生産量が多いため自社採蜜以外に協力養蜂家から集めたアカシアはちみつの合わせて5種類を揃えました。
面白いもので、はちみつは元の花由来の風味がそれぞれにあって、栗なら栗の実を思わせる、りんごはりんごの爽やかな、と特徴があります。おすすめの召し上がり方などもこれから整理してお伝えしていきますね。(店主)