
遺伝子組み換え作物の現在
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さて、本日は遺伝子組み換え作物について大雑把なお話しをさせていただきます。
当店取り扱いの商品は、国産の農産物を原料にしているものがほとんどなので、遺伝子組み換えからもある程度の距離は取れているのかな、と思っています。だだし、遺伝子組み換え作物というのは非常に広範囲に使われていますので、私自身も生活の中で遺伝子組み換え作物を一切拒否することは困難です。
主な遺伝子組み換え作物、どんなものがあるかといいますと
・とうもろこし
・大豆
・なたね
・綿実(ワタ)
・アルファルファ
・甜菜(砂糖大根)
・パパイヤ
・じゃがいも
・芥子菜
馴染みのあるもの、これは関係ないだろうと思うもの、人によってそれぞれだと思いますが、外国産、とくにアメリカでは遺伝子組み換え作物のシェアが非常に高くなっています。私が過去に触れたテキストやGoogleのAIなどで検索しても作付面積ベースで9割がた遺伝子組み換えになっているという言い方がされています。
大豆、なたね、綿実などは油の原料になり、かつタンパク質が残らないので表示義務もないですから、選んで避けるのは非常に難しいと思います。
さらにとうもろこしは特に幅広い製品の原料として使われています。
・家畜の飼料
・食用油
・デンプン(コーンスターチなど)とろみ付け、増量
・糖類
・コーンシロップ
・ブドウ糖果糖液糖
・ブドウ糖(グルコース)
・水飴
・醸造アルコール→醸造酢にもできる
・コーンフラワー
・コーングリッツ
・添加物(クエン酸、アスコルビン酸、アミノ酸、甘味料、増粘剤)
日本では食料自給率が40%未満、多くを輸入に頼っている以上、すべての食品から遺伝子組み換えを避けるということはとても難しいことになっています。とくに家畜飼料などはほとんどが輸入農産物ですからね。
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